こんにちは。有藤百俊です。
今回のギモンもネットワークビジネスの勧誘でよく使われる言葉です。
「副業で出来ます」は果たして本当なんでしょうか。
結論から言うと、こちらも「噓ではない」が正解です。
そもそも、どんな職業だって副業に出来ないものって逆にありますかね。
つまりこの勧誘の言葉も絶妙な言い回しということです。
以前【副業するなら目的と手段を履き違えるな】でもお伝えしましたが、本業にするつもりでがんばらないと稼げないのが副業です。
それこそ月に1万円やそこらの金額でいいのであればどんな副業でだって片手間でも稼ぐことは可能でしょう。
でもネットワークビジネスはその「月に1万円」すら、稼ぐのに多大な労力を要します。
物を売る系にしろ、サービスを使ってもらう系にしろ、ネットワークビジネスは自分の手元にお金が入ってくるようになるのがとにかく大変なのです。
とても「副業で出来るよ」なんて軽く勧誘できるようなビジネスではありませんし、その言葉を信じて安易に足を踏み入れていい業界でもありません。
もし今これを読んでくれている方で、そんな勧誘をされて「やってみようかな」なんて思ってらっしゃる方がおられましたら、考え直されることを全力でお奨めします。
ただ、僕が止めるのは、「安易に」「やってみようかな」なんて思ってらっしゃる方限定です。
本気で取り組もうとされておられる方には全力で応援します。
“月に1万円”稼ぐことすら難しいとお伝えしました。
でも逆に、そのハードルさえ越えることが出来れば、そこそこまでは伸ばせる可能性が出てきます。
それなりにコツも掴みかけているでしょうし、すでに数人は勧誘できているはずですし。
何よりそのハードルを越えられるってことは、ネットワークビジネスの才能があります。
少なくとも僕よりは遥かに。笑
ネットワークビジネスは悪い面ばかりでもありません。
広告宣伝費にかけるお金を販売員に還元するというビジネスモデルは素晴らしい一面も持っていると思います。
また、がんばればがんばった分だけ自分に還ってくるシステムは、やる気と自信のある人には非常に魅力的に映ります。
いつか違うテーマでお話しますが、日本の企業ではがんばってもなぜかお給料が一向に上がらないという大問題を抱えています。
でもネットワークビジネスではそれとは無関係に、自分のがんばりが正当にお金で評価されます。
少し話が逸れましたが、今回のギモンに対する僕なりの答えとしては、「副業でも出来る」ではなく「副業にしてもいい(ただしそんな気持ちでは稼ぐのは難しい)」ですね。
次回もまだギモンは続きます。