こんにちは。有藤百俊です。
ネットワークビジネスについての今回のギモンは、多くの人が成功してるってホント?です。
「多い」ってどれぐらいの数なんですかね。
そもそもあなたを勧誘した人が、何人をもって「多い」と定義づけているのでしょう。
さらに「成功してる」っていうのもどんな状態を指すのかわかりませんよね。
つまりあなたを勧誘している、その言葉自体が逃げ道だらけだということです。
ちなみに僕的には、そのネットワークビジネスに携わる人たちの中で、「多い」というのであれば最低でも1割程度の人が月収100万円は超えていて欲しいところです。
では実際はどうでしょう。
ここでは「成功してる」状態を、単純に「収入を多く得ている」状態を言うことにします。
「月刊ネットワークビジネス」に詳しい僕の師匠にも確認し、その他さまざまな資料を調べましたので、ちょっとまとめてみます。
先ほども言いましたが、僕の希望する「成功している人が多い」条件である「最低1割の人間が月収100万円」を成功基準として考えますね。
調べたところ、それに近い年収1,000万円以上を稼ぐネットワーカーは、全体のわずか1%だそうです。
もっともこれは商品を購入するだけ・サービスを利用するだけの、いわゆる会員となっているだけの人も含んだ数値とのこと。
ビジネスとして活動しているネットワーカーを分母とした場合の成功基準は5%になるらしいのですが、この数値を高いと感じるか低いと感じるかはそれこそ人それぞれでしょう。
10年ほど死ぬ気で頑張れば、その中の100人中5人は年収1,000万円以上になれる可能性がある!
まじめに会社勤めをして勤続10年で年収1,000万円に届く確率と比較すると確かに夢のある話に聴こえるので、飛びつく人たちが未だに多い理由もわかる気がしますね。
何度も言いますが、僕はネットワークビジネスを肯定することも否定することもしません。
どんな職業にせよ、がんばることは素晴らしいことですし、努力は決して噓をつきません。
ネットワークビジネスで“成功した”と言われるポジションまで這い上がった人たちは、恐らく本業と睡眠以外のすべての時間をネットワークビジネスに費やしたはずなので、尊敬の念を禁じえません。
僕の師匠は、1%という数字は再現性が高いとは到底思えなかったので、どうせなら違う努力をすることにしたと言っていました。
僕はその教えを聴いて、自分の好きなことを仕事にできるように努力することにしました。
今回のギモンに対して、僕は「多い」とは思えなかったということです。
せめて1割でもいれば、がんばってみようかなぁって考えたかも知れないんですけどね。笑
まだまだ次回もネットワークビジネスのギモンは続きます。