こんにちは。有藤百俊です。
ネットワークビジネスについての今回のギモンは、2人勧誘するだけでいいってホント?です。
実際に自分が勧誘されている際にはこの後に「後は勝手に組織が出来ていくよ」って続きます。
2人というのは通常右に1人・左に1人ということで、後はその人たちがそれぞれ同じように右に1人・左に1人ずつ勧誘していけば、放っておいても勝手に組織が出来あがるという論理です。
まさにねずみ算ですね。
2人だけでいいなら自分でも出来そうだって思ってしまいますよね。
職場の同僚や学生の頃の友人、親戚や知り合いのレベルまでかたっぱしから声をかければ、2人ぐらいすぐに仲間に引き込めるだろう。
いや、ひょっとしたら自分だけでかなりの人数を勧誘できる可能性もある。
そうなればすぐに元を取り戻せるし、その後は永遠に権利収入が入り続ける・・・・。
一瞬でそんな妄想を思い描き、普段にないぐらい頭の中でいろんな計算をして、ほいほいと新規登録してしまう人の何と多いこと。
(はい。僕もスケベ根性全開で儲かる妄想をしてコロッと引っかかった過去を持つ者です)
このシリーズをずっと読んで頂いている方ならすでにおわかりかと思いますが、やっぱりそんな簡単なものではありません。
確かに1人や2人ぐらいは勧誘できないこともないのですよ。
ただそこからが続かない。
“勝手に“なんてぜんぜん出来ていかないんです。
冷静に考えればわかることです。
全員が自分と同じ熱量で参加する訳でないですし、それぞれ事情も違えば得手不得手もあります。
やっぱり自分はずっと頑張り続ける必要があるのです。
ネットワークビジネスは楽して儲かるシステムでは決してないです。
でも頑張れば頑張った分だけ、その対価がお金として自分に還ってくるビジネスであることも確かです。
お勤めの方はわかりやすいと思いますが、会社とかだと自分がいくら頑張って会社に利益をもたらしたとしても、ほとんど貢献していない人とそこまでお給料が変わらないことが多いと思います。
ネットワークビジネスにはそんな不公平はありません。
成果を出せば自分にちゃんと還ってくるビジネスです。
外資系によくある完全歩合制の会社に極めて近いシステムですね。
本業で完全歩合制だと給料がゼロなんてことがあり得るので、そこまで冒険できない人が副業としてネットワークビジネスをはじめる理由の一つがここにあります。
僕はネットワークビジネスをやれともやるなとも言いません。
ただ「2人勧誘するだけでいいよ。後は勝手に組織が出来ていくから。」
あなたを勧誘する際にこんな言葉が相手から出てきたら、とっとと話を打ち切ってすぐに席を立つべきです。
少なくともその組織はきっとまともな組織じゃありません。
次回もネットワークビジネスのギモンは続きます。