こんにちは。有藤百俊です。
ネットワークビジネスについての今回のギモンは、いつもワリカンってホント?です。
これはがっつりホントですね。笑
少なくとも僕が知っている限り、アップラインと呼ばれる人たちにごちそうしてもらったことはただの一度もありません。
あの人たちってめちゃめちゃ稼いでるアピールする割りに、居酒屋にしろカフェにしろ、支払の時は必ずワリカンになります。
スマホを取り出して、毎日自分の口座にすごい額の入金がある画面を見せてくれたり、友人たちと豪華なパーティーをしてる写真を見せてくれたり、海外の超一流と言われるホテルで旅行を楽しんでいる写真を見せてくれたりと、一緒にこのビジネスで自分たちのような成功者になろうよ感はすごい圧で伝えてくれるのですが、支払になると急にバイト学生の飲み会みたいになられます。
年上であろうが年下であろうが、部下には絶対に上司がおごるものという世界が長かった僕にとって、ワリカンという言葉は高校生まででしか使わなかった言葉です。
不思議に思って師匠に聴いてみたところ、彼らには彼らなりの論理があるそうです。
基本的に彼らは、わざわざ時間を作って(あなたが稼げる為の)話をしに行ってあげてますというスタイルなのだそうです。
お茶なり食事なりを提供して話を聴いてもらっているのでは、断じてない。
奢ってしまうと、あなたにわざわざ来てもらった感が出てしまう。
だから奢らない。
口調は丁寧でも、彼らはほとんどそのスタイルを崩しません。
決して口には出しませんが「本来ならギャラを請求したいところだが、百歩譲ってのワリカン」となるのだそうです。
僕は師匠からその話を聴いてものすごい違和感を覚えました。
そりゃ向こうも時間を作って来てくれているのかも知れませんが、こっちだって忙しい中わざわざ出向いているんです。
むしろ海外なんかで遊び回っている自称成功者の方なんかより、仕事をしながら時間を工面している当時の僕の方が絶対“わざわざ”ですよ。
呼ばれた時点で向こうが奢るのは当たり前ぐらいに思ってましたから。
だから最初からはっきり言ってくれた方が、僕なんかにはすっきりします。
「時間的にも経済的にも自由になる為に成功者の話を聴くチャンスがあるけど、ワリカンでも行く?」って。
だいたいセミナーなんて受講料を支払って参加するものなのですから、価値の高い情報にはそれ相応の値段がついていて当然なのです。
興味があればワリカンでもぜんぜん行きますよ。
あなたも勧誘されて話を聴きにいく際には、自分の飲食の分は支払が発生しますのでご注意ください。
ではまた、次回のネットワークビジネスのギモンでお会いしましょう。