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モモとゆかいなにゃんこたち ~保護猫支援日誌~

第12回【保護猫活動のトラブル②】

こんにちわ。瑞田モモです。

 

前回第11回 【保護猫活動のトラブル①】からの続きです。

 

子猫たちを捕獲した翌日、Kさんから
「昨日子猫たちを連れて帰ってフロントラインスプレー(ダニ・ノミ駆除スプレーです)をしてキャリーケースに入れていたら、朝になってみんなぐったりしている」
「病院に連れて行ったら15万円ちょっとかかったので半額は支払ってくださいね」
といった内容のLINEが連続で届きました。

 

一瞬なんのことかわからず、頭の中が?マークでいっぱいになりました。

 

子猫たちのことはもちろん気にはなるのですが、なぜわたしが費用の半分を負担しないといけないのかがまったく理解できませんでした。

 

それも「払うのが当然」と言わんばかりの文面だったので、一旦返事は保留しました。
相手からしたら既読スルーですね。

 

ただうちには7匹の猫たちがいます。
その子たちのお世話だけでもそれなりの費用が必要なので、見つけたのはわたしとは言え勝手に押しかけてきて捕獲して帰って病院代を払えというのは、やっぱり納得がいきません。

 

よく考えてから「費用について家族や周りの人たちに相談させてください」と返事したところ、Kさんの文面に一気に変化が現れました。

 

「依頼されたから捕獲してやったのに今さらなに?」
「この嘘つき!」
「根性が腐った人間や」
「きちんと払え!」
「家に行くぞ!」

 

次第に脅迫されているような内容になってしまい、怖くなってきました。
その後も「子猫が餌を食べず、まだまだ病院代はかかるのでよろしく!」なんてLINEが届きます。

 

いよいよ身の危険を感じて知り合いの市会議員さんに相談したところ、一緒に警察に行ってくださることになりました。

 

議員さんにも警察の方にも、なぜあなたが治療費も払う必要があるのかと言われました。
わたしも確かにそう思います。

 

警察に相談して、猫の保護も治療費の支払もしない旨、改めてKさんにLINEしました。

 

するとすぐさま烈火のごとく怒り狂ったLINEが返ってきました。
「こんなことで警察沙汰にしやがって、うちの主人もカンカンに怒っている」
「主人と一緒にこれからお前の家に行くから待っとけ!」

 

その日、出かける用事があったわたしは、そうLINEして出かけたのですが、本当に家に来たのです。
たまたま帰宅していた娘が対応したのですが、いかにわたしが非常識かを一方的にまくしたてて帰っていったそうです。

 

娘には、わたしが子猫の保護を依頼したと説明したようで、わたしは帰宅してから娘に責められてしまいました。

 

そこでやっと娘にも経緯を話したのですが、これまで黙っていたことや、そもそもあのような人と関わりを持ったことに対して、やっぱり娘に怒られました。

 

わたしも反省すべきところは多分にあると思いますが、娘に怒られるのは違うと思ってしまって、現在娘とも冷戦状態です。泣

 

その後Kさんからは、迷惑をかけられているのにひと言も謝罪がないことへの不満と、子猫を返したいので話し合いたいという内容のLINEが届きました。

 

わたしは半ばノイローゼになりかけていましたが、Kさんの執拗な攻撃はまだ続くことになります。

 

(つづく)
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瑞田モモ

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個人で保護猫活動をしている猫大好きマダムがお贈りする、涙あり笑いありのドタバタ保護猫活動日誌

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