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モモとゆかいなにゃんこたち ~保護猫支援日誌~

第17回 【エピソード クロ】

こんにちわ、瑞田モモです。

 

今回のお話は【エピソード マル】で登場した「クロちゃん」です。

 

クロちゃんは私が初めてTNRをした猫で、なぜ今回再登場したのかと言いますと、
ちょっとした事件があったからなんです。

 

 

今年の夏ごろ、クロちゃんが近所のおうちの屋根に上って降りられなくなっていると電話がありました。
電話してきたのは、例の無責任おばさんです。

 

おばさんの顔は見たくもありませんが、クロちゃんには何の罪もありません。

 

大急ぎで自転車にまたがり駆けつけてみると、なるほどクロちゃんが2階建てのおうちの屋根に登っています。

 

他の猫にいじめられて逃げ込んだのか、電話で聴いたとおりどうも降りられないようにも見受けられます。

 

ただ助けてあげたいのはやまやまなのですが、人様のおうちというだけでもおいそれと手は出せないのに、2階の屋根の上なんてたとえ住人の方に許可をもらえても危険すぎて気軽に登れる場所ではありません。

 

 

SNSで繋がっている保護猫仲間に相談してみたところ、彼女は「某党所属の市会議員さんなら動いてくれるよ」と返事をくれました。

 

彼女の言う某党というのは、ある宗教団体を母体に持つ政党です。

 

仮に小梅党と呼ぶことにしましょう。

 

そこで【保護猫活動のトラブル②】でも相談にのってもらった議員さんを思い出しました。
彼も小梅党の所属議員なのです。

 

相談してみるとすぐに現場に来てくれました。
このフットワークの軽さに感動したわたしは、次の選挙ではこの議員さんに投票してあげようと固く心に誓いました。

 

2人で現場になっているお宅を訪ねると、そこには老夫婦がお住まいでした。

 

屋根に登って猫を救出させて欲しいというお願いにお伺いしたのですが、ご主人はなぜか大激怒されており、けんもほろろに追い返されてしまいました。

 

 

近所の方の話では、屋根の上の猫を心配したある猫好きの主婦の方が、自分の子どもを屋根に登らせて救出を試みたのだそうです。

 

住んでいるご夫婦に断りもなく。

 

救出は失敗し、おまけにおびきよせる為に用意した餌を屋根の上に忘れて置きっぱなしにしてくるという大失態を犯してしまっていたのです。

 

猫を心配しての行動だったとは言え、猫好きの方の中にはたまにこうやって周りの迷惑を考えずに暴走してしまう人がいるので困ります。

 

ご主人がお怒りになるのも当然です。

 

たよりの議員さんも、「有権者を怒らせるようなお手伝いはできません」と言い残してとっとと帰っていってしまいました。

 

わたしも有権者なんだけどなぁと思いましたが、口には出しません。
ただ固く心に誓ったものは、ボロボロと崩れていきました。

 

結局、知り合いのつてを辿って、保護猫活動をお仕事にしてらっしゃる方に相談してみたところ、
「お腹が減ったら勝手に自分で降りてくるから大丈夫」と教えていただきました。

 

水さえあれば2週間ぐらい食べなくても平気なんだそうです。

 

そしてその通り、クロちゃんはしばらくすると自力で降りてきたようで、
またいつもの餌やり場に顔を出すようになりました。
餌を食べているクロちゃんを眺めながら、今回のような時に保護猫団体が近くにあったらいいなと、改めて思いました。

 

猫の命を守るために気軽に相談できる団体がこの市にはなんでないんだろうと・・・。

 

 

そんな時、1本の電話が鳴りました。
電話をくれたのは、あの小梅党の議員さんです。

 

(つづく)

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瑞田モモ

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個人で保護猫活動をしている猫大好きマダムがお贈りする、涙あり笑いありのドタバタ保護猫活動日誌

  1. 第25回 【エピソード まーちゃん】

  2. 第24回 【エピソード クロ その後】

  3. 第23回 【エピソード サリー】

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